Microsoft創業者ビル・ゲイツの「2021年に読んだ記憶に残る本5冊」|起業家おすすめ本(愛読書)

起業家おすすめ本

今回はMicrosoftの創業者であるビル・ゲイツが選ぶ「2021年に読んだ記憶に残る5冊の本」からご紹介!

ゲイツは年に2回ほど、日々のルーティンワークや雑事を離れてフッド運河の別荘に籠もり、ひたすら本を読む”Think Week”という習慣を持っている。机の上には、本とメモとペンのみ。アナログな環境下でゆっくりとした思考を行っている。

そんなゲイツが薦める幅広いブックリストは自身のブログ「Gates Notes」で毎年公開しています。

自身のブログで、「私は最近、子供の頃に好きだったような本に惹かれています。今年の年末年始の読書リストには、素晴らしいSF小説を2冊、最先端の科学に関するノンフィクションを2冊、そして歴史上最も有名な人物を新しい視点で見るきっかけとなった小説を1冊載せています。」と述べている。

ビル・ゲイツのおすすめ本 5冊

①脳は世界をどう見ているのか
②コード・ブレーカー 上
③クララとお日さま
④ハムネット
⑤プロジェクト・ヘイル・メアリー

①脳は世界をどう見ているのか

人間の知能はどのようなメカニズムで生まれるのか。脳の仕組みや知能の仕組みの仮説を紹介している一冊。ゲイツは「真のAIを創るのに何が必要かをもっと学びたければ、本書が魅力的な理論を提供してくれる。心躍る洞察にあふれているから、脳科学やコンピューター科学の専門知識がない人にも最適だ」(GatesNotesより)と述べる。

脳は世界をどう見ているのか: 知能の謎を解く「1000の脳」理論
脳は世界をどう見ているのか: 知能の謎を解く「1000の脳」理論

②コード・ブレーカー 上

『スティーブ・ジョブズ』などの名作を生み出したウォルター・アイザックソン著の本書。アメリカの生物学者、カリフォルニア大学バークレー校教授であり、ゲノム編集技術CRISPR-casを共同開発して2020年度のノーベル化学賞受賞者となったジェニファー・ダウドナに密着して書き上げた一冊。

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③クララとお日さま

『日の名残り』著者のカズオ・イシグロの第8作となる新作。AIであるクララと少女ジョジーとの心温まる交流が描かれている美しい物語。ゲイツは「私たちはこの種の機械を単なるテクノロジーの一端として扱うようになるのか、それともテクノロジー以上の存在として扱うようになるのか、そういったことについて考えさせられる一作でした」と述べる。

クララとお日さま
ノーベル文学賞 受賞第一作 カズオ・イシグロ最新作、 2021年3月2日(火)世界同時発売! AIロボットと少女との友情を描く感動作。

④ハムネット

シェイクスピアの四大悲劇に選ばれる一作が本書の「ハムレット」。本編でクローズアップされるのはシェイクスピアの妻アン・ハサウェイだ。ゲイツは「私が特にお気に入りなのはシェイクスピアの妻のアンナで、ほとんど超自然的な存在として描かれている点が面白く感じました」と述べる。

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⑤プロジェクト・ヘイル・メアリー

大ヒット映画『オデッセイ』(原著『火星の人』)の著者アンディ・ウィアーの新作。個人的にも『オデッセイ』は大好きで、サバイバル魂が揺さぶられる。そんな『オデッセイ』が好きな方にぜひおすすめなのが本書。ゲイツは「多くの人々同様、私も『火星の人』でウィアーを知った一人です。」と述べる。

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Netflixのドキュメンタリー『天才の頭の中:ビル・ゲイツを解読する』もとても面白いので、ゲイツのことを更に詳しく知りたい方にはおすすめ。

どれも本当におすすめなので、ぜひ読んでみてください。

私自身、あらゆる起業家の記事を読んだり、起業家が影響を受けた人や尊敬する人を調べたりして、辿っていくことが好きです。

これからも定期的に起業家や投資家のおすすめ本をまとめていきたいと思います!

参考

5 books I loved reading this year
Bill Gates recommends these five books: “A Thousand Brains: A New Theory of Intelligence” by Jeff Hawkins, “The Code Breaker: Jennifer Doudna, Gene Editing, and...

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