いま話題のCOTENラジオの深井龍之介さんのおすすめ本5冊をご紹介!
一つのテーマについて話す時にはそのテーマに関して約80冊を購入して読み込むという深井さん。読書量が凄まじく、ひたすら読んで調べるというそのリサーチと思考プロセスが気になるところである。
「COTEN RADIO 参考文献」で検索すると、テーマごとに参考にした書籍が多数紹介されているので、書籍リストを見るだけでも勉強になります。COTEN RADIOを聞いたことのない方はまずは是非ともYouTubeやPodcastで聞いてみてください。
深井龍之介のおすすめ本5冊
①二コマコス倫理学
②進化論はいかに進化したか
③唯識の思想
④LISTEN 「聞くこと」は最高の知性
⑤歴史思考
①二コマコス倫理学
「万学の祖」と呼ばれる古代ギリシアの哲学者アリストテレス(前384- 前322)の著作。
万人が人生の究極の目的として求めるものは「幸福」即ち「よく生きること」であると規定し,このあいまいな概念を分析していく。「アリストテレスがどう考えたのか?その思考の経路をたどれることが重要」と語る。
②進化論はいかに進化したか
ダーウィンの 『種の起源』が出版されたのは約160年前。ダーウィンのどこが正しく、何が間違いだったのか?最新の知見により、それを解明していく。
深井さんは「”変化したものが生き残れる”というのが勘違い。それがなぜか、ダーウィンの進化論を勉強するとわかる」と語る。
③唯識の思想
科学・哲学・宗教の三面をあわせもつ普遍的な仏教思想「唯識」。そんな唯識思想とは何か、この古くて新しい思想を解説する最良の唯識入門書。
深井さんは「全てのものは認知によって認知されているということを言っている本。本書を読むと認知が根底から崩れる」と語る。
④LISTEN 「聞くこと」は最高の知性
ジャーナリストであるケイト・マーフィの著作。
聞くとはそもそもどういうものなのか?伝える技術のようなHow to本は世に沢山あるが、聞くことにフォーカスした本はあまりない。本書では能動的に聞くことが大切だと説かれている。そのためには好奇心を持つということであり、それはつまり相手に関心を持つということ。
本書を読んで、いつも自分は相手の話をちゃんと聞けているだろうかと反省した。心に余裕がない時や何か別のことで頭がいっぱいの時など耳では聞こえてはいるが、心で聞けているだろうか、と。そんな自分を振り返ることができた最高の1冊。
話をきちんと聴かなかったがために、戦争が起こり、富が失われ、友情が壊れてきました。
あなたが最後に、誰かの話に耳を傾けたのはいつだったか、覚えていますか?
『LISTEN 「聞くこと」は最高の知性』
⑤歴史思考
5冊目は深井さんの著作をご紹介!
世界の歴史を研究、COTENラジオで発信し続けてきた深井さん。
歴史を学ぶとメタ認知が生まれ、「目の前の悩みがなくなった!」というリスナーからの声が多かったそう。絶対的な価値観なんてない、たとえ何も成し遂げなくとも存在だけで社会に素晴らしい影響を与えているのだと勇気づけられる一冊。
どれも本当におすすめなので、ぜひ読んでみてください。
私自身、あらゆる起業家の記事を読んだり、起業家が影響を受けた人や尊敬する人を調べたりして、辿っていくことが好きです。
これからも定期的に起業家や投資家のおすすめ本をまとめていきたいと思います!
COTENラジオのYouTubeとても面白勉強になるので、ぜひ見てみてください。
参考
COTENラジオで参考にした書籍まとめ:とてもシンプルにまとまっていた見やすいです。COTENラジオで興味のあるテーマについては実際に本も読んでみて更に深く理解したいですね。
【COTEN 深井龍之介】僕の“認知“が変わった本:
コメント