投資の神様の原点を探る、『ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ』|書評と要約

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『ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ』著者:グレン・アーノル

本書はタイトルの通り、かの投資家の神様ウォーレンバフェットがどのようにして最初の100億円を稼いだかが知れる一冊。

バフェット本だと「#スノーボール」という本が有名で、スノーボール(雪だるま式に資産を増やすことを意味する)という考え方が好きだ。バフェットは知識も複利で増えていくと言っており、それは読書をしていて実感できてきた。

バフェットの原点

6歳からあらゆる小銭稼ぎを行い、11歳で早くも120ドルの貯金があった。その貯金で初めての株を買い、10代半ばで数千ドルを貯めた。更に15歳の時には農地を買い、農家から利益の一部を徴収(のちに買値の2倍で売却)。1949年、貯金額は9800ドルになり、株取引に夢中になる。19歳の時にベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』を読んで、影響を受けた。

色々な起業家や投資家を見ていると、子供の時からなにかしらの”商売”をしていることが多い。バフェットも例外ではなく、子供の頃からコカコーラをパックで買い、1本ずつに分けて売ったり、古い車を貸し出したりと色々な商売を行っていた。それが原点にあり、株式投資を始め大成功を収める。

バフェットの原点からこれまでの株式投資について学べる一冊で、とても良かった。

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