世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツのFounderであるレイ・ダリオ氏のおすすめ本5冊をご紹介。
約20兆円の資産を運用しているブリッジウォーター・アソシエイツの創業者であるレイ・ダリオ氏。今年2022年の9月に自身の保有する全議決権を譲渡し、経営の第一線からは退いたが、彼がこれまで築いてきたことや経験は書籍にまとめられている。
そんなレイ・ダリオ氏の人生の経験が詰まった『PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則』は必読。またYouTubeではわかりやすく経済について解説している動画もあるので、経済に興味がある方にはぜひ見て頂きたい。(ブログの最後に掲載)
レイ・ダリオのおすすめ本5冊
①スティーブ・ジョブズ
②Einstein’s Mistakes
③ダライ・ラマ-宗教を越えて
④ヒトはどこまで進化するのか
⑤歴史の大局を見渡す
①スティーブ・ジョブズ
アメリカのジャーナリストであり作家のウォルター・アイザックソンによるスティーブジョブズ回想録。
唯一、スティーブジョブズ本人が全面協力したという本書。
内容はアップル創設の経緯から、iPhone、iPad誕生秘話、そして引退まで、詳細に記されている。

②Einstein’s Mistakes
アインシュタインについて書かれた本で一番詳細だと言われている本書。
残念ながら英語のみで、日本語版はない。
日本語で読めるアインシュタイン本だと、「相対性理論の一世紀」という本がおすすめだ。相対性理論を導き出すまでのアインシュタインの半生が記されている。

③ダライ・ラマ-宗教を越えて
チベット仏教の指導者であるダライ・ラマ。
文字通り”宗教を越えて”、チベット仏教以外の宗教・世界を探求しているお話。
ダライ・ラマ13世の生まれ変わりと認められ、6歳から僧侶としての修行を始める。
チベット仏教の世界だけでなく、全世界の精神的なリーダーとみなされるようになった。
そんなダライ・ラマの思想に触れることができる一冊。

④ヒトはどこまで進化するのか
ピューリッツァー賞を2度受賞している、『社会生物学』で著名な生物学者ウィルソンの著書。
地球を支配してきた人類はどこへ向かうのか。個体レベルでは利己的個体が勝つが集団レベルでは利他的集団が勝つという。
「なぜ人間が存在するのか」その謎に挑む。

⑤歴史の大局を見渡す
レイ・ダリオ一推しの本書。
1969年初版の歴史家ウィリアム・ダラントによる歴史から得られた教訓をまとめた一冊。全11巻に及ぶ歴史書『文明の話』が元になっており、その内容を簡潔に13項目のエッセイ集としてまとめられている。
著者は、文明は進歩しているが人の本性は変わらないということを伝えている。

どれも本当におすすめなので、ぜひ読んでみてください。
私自身、あらゆる起業家の記事を読んだり、起業家が影響を受けた人や尊敬する人を調べたりして、辿っていくことが好きです。
これからも定期的に起業家や投資家のおすすめ本をまとめていきたいと思います!
レイ・ダリオ氏の『30分でわかる経済の仕組み』は経済学を学んだことのない方でもとてもわかりやすい構成になっている。
参考

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